ハヤブサ消防団第8話〜最終話考察とネタバレ!アビゲイルと山原展子の関係は?

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テレビ朝日系毎週木曜夜9:00から放送されているハヤブサ消防団の第7話で放火犯が明らかになりましが、犯人である「徳田省吾」が遺体で発見され、衝撃が走りました。

太郎と消防団員がハヤブサに戻ると、アビゲイル騎士団が街に押し寄せ、ハヤブサ地区に異変が起きていました。

この先ハヤブサはどうなってしまうのか、第8話から最終話まで考察をしていきます。

ハヤブサ地区がアビゲイル騎士団に本当に乗っ取られてしまうのか、立木彩はそのために太郎と付き合い、ドラマを作ったのもアビゲイル騎士団のためだったのかなど、多くの謎が残ります。

また写真の山原展子は何者のか、なぜ太郎の父が写真を持ってのか。

展子とアビゲイルとの繋がりや、なぜアビゲイル騎士団がハヤブサ地区を選んだのかなども全くわかっていません。

第8話から最終話の考察をしながら、山原展子が誰なのか、アビゲイル騎士団との関係について真相を追いながら、どんな結末が待っているのかを考察していきます。

ハヤブサ消防団第8話のあらすじと考察

まずは、第8話の予告編とあらすじから見ていきましょう。

ハヤブサ消防団第8話のあらすじ

上記は第8話の予告動画、そして番組ホームページのあらすじはこちらです。

東京から戻り、多くの人でにぎわうハヤブサ地区に驚いたミステリ作家・三馬太郎(中村倫也)は混乱しながらも、映像ディレクター・立木彩(川口春奈)の家へと急ぐ。

ところが、太郎の前に現れたのは、“アビゲイル騎士団”の後継団体、“聖母アビゲイル教団”の弁護士・杉森登(浜田信也)と太陽光発電企業“ルミナスソーラー”の営業員・真鍋明光(古川雄大)だった。杉森は、彩は自分たちの仲間であり、もう太郎には会わないと宣言。当の彩も一瞬だけ姿を見せるが、太郎から目をそらしてすぐに扉の向こうに消えてしまう。

ハヤブサ地区に集まっているのは、単なる観光客ではなく、聖母アビゲイル教団の信者たちであることは明白だった。

すでにハヤブサ地区の空き家に多数の信者が入居をはじめており、その浸食の速さに消防団のメンバーは驚愕。このままではハヤブサが教団に乗っ取られてしまう…。危機感を募らせた消防団は、八百万町の町長・村岡信蔵(金田明夫)に働きかけるが…!? そして、太郎は教団がなぜハヤブサという土地を選んだのかが腑に落ちないでいて…。

そんな中、太郎の家に突然、ハヤブサ地区に住む白髪の女性・映子(村岡希美)が現れ…。その後、映子を追うかのように彩が太郎に会いにやって来る。久々に対面した彩に、太郎は「ぜんぶ嘘だったんですか」と問いかけるが、彩の返答は…!?

番組公式ページから引用

太郎と消防団が聖母アビゲイル教団が直接対決します。

太郎たちはハヤブサ崩壊を防ぐことができるのでしょうか。

ハヤブサ消防団第8話のネタバレ

聖母アビゲイル教団がハヤブサに現れた理由と真鍋が犯人なのかネタバレしていきます。

省吾アビゲイル信者になった理由

杉森は、オンラインサロンで資金を蓄えていました。

省吾が消防団員に話していましたが、「東京では何者にもなれず帰郷したが、まだ何かできると思っていた」そんな時、このオンラインサロンの存在を知ったのだと思います。

省吾はオンラインサロンに入って、自分の存在価値を見出し、自分がハヤブサにいたことも全て導かれていたことだと信じていました。

アビゲイルがハヤブサにユートピアを作れば、全ての人間が幸せになれると信じていたのでしょう。

だから「これからはみんなにとって良いことしかない」と断言したのだと思います。

真鍋が浩喜と省吾を殺したことを証明できるか?

浩喜に省吾が放火しているところを目撃され、黙っていて欲しいと頼みますが拒否され、真鍋が浩喜を川に突き落とし殺害。

そして、ハヤブサに戻ったら消防団員に全部話すと言った省吾は、同じレストランにいた信者からその報告を受けた真鍋に殺害されたと思われます。

真鍋は、熱心なアビゲイル信者でアビゲイルのためなら何でもする男だと、杉森が信者たちに話していました。

第8話では、省吾の死が自殺なのか他殺なのかについて全く触れられていませんでした。

消防団員たちが警察署の永野に「省吾を殺したのは真鍋だ」と言っても、それは警視庁の管轄だと言って取り合ってくれませんでした。

警視庁で捜査中なのか自殺と断定されたのかもわからず、今のところ真鍋は自由の身です。

ただ、最後にアビゲイルからハヤブサを守る切り札として、この2つの殺人が証明できれば、また前回の時のようにアビゲイルを潰すことができような気がします。

聖母アビゲイル騎士団の計画

脱会しようとした信者を監禁し死に至らせた幹部の先生たちを止められなかったのは自分の責任だと言う杉森が、新しいアビゲイルを作ると信者の前で宣言。

ハヤブサをアビゲイルの聖地とし、同じ志を持つ全国の仲間が集まれるユートピアを作ると熱弁。

杉森は、彩にハヤブサに移住して2年間ほど住んで欲しいと言います。

「何もしなくてもいい、あなたがハヤブサにいることが重要」

そう、2年前からその計画は始まっていました。

真鍋がハヤブサの土地を調べていたのもそのためでした。

ソーラーパネルのために買い上げると見せかければ誰にも怪しまれず、広大な土地を手に入れられると、アビゲイルに関係ない人物でソーラーパネルの会社を設立しました。

そして、真鍋が次々とハヤブサの土地を買い上げていったのです。

映子が太郎に会いに来た理由

彩から話を聞いた映子は太郎に会いに行きます。

映子は山原展子の写真を手に持ち「作家、作家」と言って家に入ってきました。

映子は太郎に何か話したいことがあって太郎を訪ねてきたとしか思えません。

しかし、信者たちが後を追ってきて、英子を連れ帰って行きました。

太郎の家に山原展子の写真があったことも彩から聞いて、映子は太郎に山原展子の話をしにきたのではないでしょうか。

その写真を撮影した太郎の父のことも知っている可能性もあります。

アビゲイルに連れ帰られた映子に杉森が挨拶をしましたが、映子の表情は杉森を睨みつけるような、こいつのことは信じていというような表情に見えました。

彩は映子がずっと心を閉ざしたままだと杉森に話します。

何となく、映子は杉森のことで何か知ってることがあるのではないか、それがショックで心を閉ざしたままなのではないかという疑惑が湧きました。

彩は太郎を利用するために付き合ったのか?

東京から帰った太郎は彩に話をしようとしますが、杉森や真鍋に邪魔されます。

しかし、映子が太郎を訪ねた後、彩が太郎に会いに来ました。

太郎は彩に放火犯のことや浩喜のことをどこまで知っていたのかと迫り、東京に行く前、省吾に放火の理由を問いただしてくると伝えのは綾だけだった、それを真鍋たちに報告したのではないのかと聞きます。

伝えていないと彩が答えると、「だったら、なぜ省吾さんが殺されなくてはいけなかっのか。なぜそんな宗教に、、」と声を荒げました。

彩は、なぜ?なぜ?と問いただす他の人と太郎も同じだったとがっかりしたように言い、アビゲイルに救われたからアビゲイルとともに生きていくと決めたと話します。

彩が「私たちの日常は続きますか?」と聞いたのは、何だったのか?と太郎が問いただすと、彩は太郎が聖母アビゲイル(山原展子)の写真を持っていたことから、太郎との出会いも導かれたのだと言います。

彩は太郎に、私たちの仲間にならないかと誘い、そうすれば書く才能ももっと生かせ、また一緒に作品をつくることができるし、二人の日常がずっと続くと。

「そのためだったんですか?」と太郎が聞くと「はい」と答える彩。

太郎がやりきれない思いで苦笑いを浮かべると、やはりそういう反応をするのだと言い、彩は太郎に別れを告げました。

彩は、太郎が自分たちの仲間になってくれると思って付き合っていたようです。

彩の疑問

彩は、火事が3軒も立て続けに起こり、浩喜が亡くなったことはとても偶然とは思えない、真鍋の仕業じゃないかと、杉森に電話で確認しますが、杉森はただの偶然じゃないかと答えます。

何も心配することはない、聖母アビゲイルが見守っていると言われました。

これらの事実は、彩も知りませんでした。

村岡町長の愛人もアビゲイル

賢作たちが村岡町長に、記者会見を開いて危機感を訴えるようにと頼みに行きます。

マスコミが注目すれば、アビゲイルも居づらく泣くと説得するも、触らぬ神な祟りなしと呑気なことを言っている町長を、愛人との写真で脅して記者会見の約束を取り付けます。

しかし、会見で町長が「観光客大歓迎」と言っているのを見た賢作たちが町長に詰め寄ると、愛人がアビゲイルの信者で、町長が愛人に渡した金は全てアビゲイルの献金になっていたことをばらすと脅されて、寝返ったと秘書がバラしました。

アビゲイルは、いろんな人物をハヤブサに送り込み街を乗っ取ろうとしていたのです。

この森野の言葉で、村岡も「はい」と素直に返事しました。

アビゲイル騎士団がハヤブサを選んだ理由

山原展子は聖母アビゲイルでした。

山原展子はある時からこの世の中での存在意義を考えるようになり、百日の間ずっと山中を歩き続け自然と一体になり、悟りを開いたのもハヤブサ。

人の心を読み、癒し、道を示す力を得て、円が全てを調和するあたらしい世界が開かれると予言あたらしい世界が開かれると予言しました。

それによって幸せになったと集まってきた人々を家族のように愛しみ、救いを与えます。

しかし、円の調和を乱すものに石楠花を送ることで警告し、改めぬものには鉄槌を下すという方針でした。

ハヤブサは、聖母アビゲイルの生誕の地で悟りを開いた神聖な場所。

だから、アビゲイルのユートピアはハヤブサでなくてはならなかった。

彩は山原展子の魂を受け継ぐ者と言われ、第2の聖母とされました。

だから、彩がハヤブサにいる意味があり、誰もが彩を慕っています。

住職もアビゲイル側の人間だった

太郎と中山田が調べているうちに、山原展子のことを知っている人物に出会いました。

展子は江西忠男が愛人に産ませたが、愛人が亡くなって引き取った子だと言います。

江西忠男はどうしようもない金貸しで、展子は引き取られたものの幼少の頃から虐待を受けていました。

そんな展子を親代わりになって面倒を見ていたという、江西の一人息子である兄がいると聞き、太郎がその名前を聞きます。

それは、江西佑空で隋明寺の住職でした。

太郎と中山田は隋明寺に向かいます。

その頃、杉森、真鍋、彩と共に多くの信者が列をなして随明寺に向かって歩いています。

それに気がついた住職は「ハヤブサにようこそ」とアビゲイル信者を向い入れました。

その場にいていて驚く消防団の面々は、一体何がどなっているのかわかりません。

その時、太郎が信者たちの間を割って隋明寺に向かって歩いていくところで第8話が終わりました。

太郎は、一人の女性の運命が数十年の時を経てこのハヤブサを変えようとしており、その女性の人生を紐解くことが自分の使命だと確信しました。

 

ハヤブサ消防団第9話のあらすじと考察

まずは、第9話の予告編とあらすじから見ていきましょう。

ハヤブサ消防団第9話あらすじ

上記は第9話の予告動画、そして番組ホームページのあらすじはこちらです。

“随明寺”住職・江西佑空(麿赤兒)が“聖母アビゲイル教団”を受け入れたことにがく然とする、ミステリ作家・三馬太郎(中村倫也)。

その矢先、太郎たち消防団は近々、教団が“聖母降臨”の儀式を行う予定だと知る。
彼らは発足以来、江西の亡き妹である山原展子(小林涼子)を神格化し“聖母”として崇めてきたが、その後継者として新たな聖母を擁立する計画を企てているようだった。
太郎は、その“新聖母”こそ、立木彩(川口春奈)だと直感。
そして、儀式は皆既日食の日に開催されるに違いないと推理する。

ハヤブサ消防団は、儀式を阻止しようと一致団結。

急きょ東京から駆けつけた中山田洋(山本耕史)はこれ以上踏み込むのは危険だと心配するが、太郎は「ハヤブサは僕らハヤブサ分団で守らなければなりません」と宣言、一同も大きくうなずく。

そして儀式当日――、太郎は作家である自分にしかできないある方法で、彩を止め儀式を制止しようとするが、はたして太郎の言葉は彩に届くのか…!?  このままハヤブサは教団に乗っ取られてしまうのか!? ついにハヤブサに襲いかかる陰謀のすべてが明らかに…!

隋明寺住職江西がアビゲイルをようこそと受け入れました。

太郎はアビゲイルと江西の関係を知り、住職に迫ります。

ハヤブサ消防団第9話のネタバレ

江西とアビゲイルの関係と、消防団がアビゲイルの乗っ取りを防げるのかネタバレします。

江西佑空とアビゲイルの関係


江西はアビゲイルの信者ではありませんでした。

展子は幼い頃母が自殺し父に連れられ江西の家に預けられましたが暴力といじめで苦しんでいました。

江西は幼い展子を可愛がっていました。

しかし展子は1年位した時違う親戚の元へ連れて行かれました。

そこでもつらい生活をしていた展子は江西を頼りすがって助けを求めましたが、江西の父親に逆らうことができず、展子に手を差し伸べてあげれませんでした。

ずっと後悔していた江西は展子の遺骨をアビゲイルから返してもらうため、杉森と交渉しアビゲイルに協力することを約束させられました。

山原展子と立木彩の関係

彩はアビゲイルから展子は聖母である事をずっと聞かされ、信じさせられていました。

そしてその展子の後を継ぐ聖母が自分であると、アビゲイルから指示をされていました。

皆既月食の日、聖母が誕生する儀式の日にアビゲイルは、聖母を展子から彩に引き継ぎハヤブサをユートピアにすることを決定していました。

アビゲイルに心を助けられた彩は、アビゲイルの聖母だった展子を最も信頼し最も尊敬していました。

太郎の使命

太朗は、ハヤブサにユートピアを作ろうとしている杉森は人を救うのではなく、騙して利用しているだけだと言います。

杉森は省吾も彩もアビゲイルが救ったのだと言いますが、太郎は納得しません。

ハヤブサも彩も自分が守ると杉森に断言します。

ハヤブサ消防団と村西町長の団結

ハヤブサ消防団は、皆既月食の集会を阻止しようと計画します。

水をかけると話した時、警察署長が止めに来ます。

警察は真鍋を疑っていましたが、証拠を固める必要があったと言います。

村西はアビゲイル教団の愛人に脅されて協力していましたが、彩が真実を話す決心をした時、町役場の放送室を彩に真実を述べる場所として提供しました。

“聖母降臨”の儀式食い止める太郎の作戦は?

太朗は、「聖母アビゲイルと呼ばれてー山原展子の生涯」と題した小説をドラマ化しようと彩にもちかけ読ませます。

真実の展子の姿を知った彩は、教本に書かれたものと違うし侮辱していると言います。

しかし太郎は江西と映子に真実を聞いていました。

アビーと呼ばれたことでアビゲイルの名前が誕生したこと、余命が短い展子を利用して教団が作り上げた聖母であること。

死んだ後もなお教団から利用され続けていたという事実。

展子に特別な力があったわけでも、皆既月食の日に亡くなったわけでもないと、彩に伝えます。

そして映子は展子の幼馴染でした。

展子とは大人になってから再開し、アビゲイルの話を聞いていました。

映子は展子がアビゲイルの話をしていたのを思い出し、自分が辛かったときに教団に入りましたが、展子のいた頃の教団とは変わっていてアビゲイルは暴力の世界でした。

映子は彩から太郎の存在はアビゲイルと同じくらい大切と話を聞いていたので、彩を助けて欲しいと太郎にお願いしに来ました。

太郎は彩に「聖母なんかじゃない、同じ人間だ」と言います。

そして彩を愛しているから一緒にいてほしいといいます。

杉森の野望

アビゲイルの聖地ハヤブサでユートピアを作ると計画していましたが、人を救うわけではなくただ人を利用し支配しているだけでした。

アビゲイルの信者に、聖母の存在をでっちあげ、信じさせていました。

太郎と消防団はハヤブサを守れるのか?

真実をすべて話した彩と太郎は一緒にいました。

アビゲイルを裏切った彩を殺しにきた真鍋から太郎は彩を守り撃たれました。

ハヤブサ消防団が駆けつけ、賢作は真鍋に銃を向けます。

賢作は省吾の敵を取ろうとしましたが、団長の思いに真鍋を殺す事を辞めます。

真鍋は捕まり、そしてさんかくでは杉森も捕まりました。

しかし、聖母は次々と降臨する、アビゲイルは消して滅びないと杉森は言い残します。

彩の決意

すべての真実を彩は話しました。

ハヤブサの放火の実行犯は徳田省吾、指示していたのは真鍋だということ。

そして浩喜も省吾もすべて真鍋によって殺されたという真実。

ユートピアは幻想であり、自分は聖母でもないと言い、アビゲイル信者に謝りました。

ハヤブサ消防団の考察とネタバレ・まとめ

ハヤブサは元の、のどかな町を取り戻しました。

太郎がベストセラー作家になり中山田も喜んでいます。

アビゲイルは東京で新しいリーダーのアビー(ちゃんみな)を支持し、新しい活動をはじめました。

展子もやっとハヤブサに帰ってくることができました。

太郎はハヤブサで豊かな暮らしをしながら彩の帰りを待っています。

 

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