国枝慎吾に国民栄誉賞授与決定! 気になる年収やこれまでの成績は?

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国枝慎吾(くにえだ・しんご)さんに、国民栄誉賞が授与されることが決定しました!

2023年3月3日に日本国政府が、元プロ車いすテニス選手である国枝さんに対して、国民栄誉賞を授与することを発表しています。

2023年1月に現役引退を表明するまで、約20年間にわたって車いすテニスの第一人者として世界のトップで活躍し、多くの輝かしい成績を残しました。

そんな国枝さんなら、さぞ年収も高いのだろうと思いますよね?

国民栄誉賞の授与が決定した国枝慎吾さんの年収はどのくらいなのか、さらに過去の成績などを紹介します。

国民栄誉賞授与が決定した国枝慎吾の年収は?


国枝さんの年収の総額は、およそ4000万円~5000万円だと言われています。

その主な打ち分けは、大会での年間獲得賞金が約3000万円ほどスポンサー収入が約2000万円ほどです。

一見すると十分な額に思えますが、世界中を飛び回って試合を行うためには、様々な費用が発生します。

例えば、大会参加費、移動費、宿泊費、用具費、練習費、スタッフの経費や生活費など。

車いすテニスの優勝賞金額は、どんなに高くても600万円ほどであるため、選手の手元に残る額は少ないのが現状です。

国枝さん本人も「賞金で生活するには、すべての大会で優勝しないと厳しい」と発言したこともあり、それらを考慮すると十分な額とは言えないのかもしれませんね。

例えば、ウィンブルドンの優勝賞金は約3億円、一回戦で敗退しても800万円ほど貰えるそうです。

何故こんなに大きな差があるののでしょうか?

スポンサーや観戦者の人数、視聴率などの差があるのかもしれませんが、一般的なテニスの大会の賞金と比べると差がありすぎるので、もっと賞金出してあげて欲しいです。

国枝慎吾のこれまでの成績や活動は?

日本の車いすのテニス選手として、初めてプロ選手に転向した国枝さん。

2023年1月に、世界ランキング1位の座を保持したまま現役を引退することを発表しました。

以下からは、国枝さんの選手人生を彩る、輝かしい成績をまとめています。

♦4大大会最高成績・シングルス♦

全豪オープン 優勝(2007、2008、2009、2010、2011、2013、2014、2015、
2018、2020、2022)

全仏オープン 優勝(2007、2008、2009、2010、2014、2015、2018、2022

全英オープン 優勝(2022)

全米オープン 優勝(2007、2009、2010、2011、2014、2015、2020、2021)

優勝回数   28回(全豪11、全仏8、全英1、全米8)

♦4大大会最高成績・ダブルス♦

全豪オープン 優勝(2007、2008、2009、2010、2011、2013、2014、2015)

全仏オープン 優勝(2008、2010、2011、2012、2013、2015、2016、2019)

全英オープン 優勝(2006、2013、2014、2022)

全米オープン 優勝(2007、2014)

優勝回数   22回(全豪8、全仏8、全英4、全米2)

♦パラリンピック♦

金メダル 2004 アテネ 男子ダブルス
金メダル 2008 北京 男子シングルス
金メダル 2012 ロンドン 男子シングルス
金メダル 2020 東京 男子シングルス

銅メダル 2008 北京 男子ダブルス
銅メダル 2016 リオデジャネイロ 男子ダブルス

まずは、主な成績を紹介しました。

その他の補足情報は以下の通りです。

2003年に、NEC全日本選抜車いすテニス選手権大会で初優勝を果たします。

そのたった3年後である2006年に、アジア人初の世界ランキング1位に輝きました。

2007年には、史上初となる車いすテニス・男子シングルスの、年間グランドスラムを達成

グランドスラムとは車いすテニスの4大大会(この年は全豪オープン、ジャパンオープン、ブリティッシュオープン、全米ウィールチェア)をすべて制覇することを意味します。

それぞれの大会で気候やコートの種類が違うため、グランドスラムを達成するのは非常に困難なことだそうです。

また、同年にダブルスで世界ランキング1位にも輝きました。

2009年から、正式にプロへ転向します。

その後、怪我などで休養を取った時期もありましたが、2022年にはゴールデンスラムを達成しました。

ゴールデンスラムとは、グランドスラムに加えて、パラリンピックの金メダルも獲得したことを意味します。

最強すぎますね!

国民栄誉賞も納得です。

国民栄誉賞授与決定の国枝慎吾の年収や成績まとめ

国民栄誉賞の授与が決定した、国枝慎吾さんの年収や成績を紹介しました。

これまでも「国民栄誉賞を与えるべきだ」という世論が多かったため、今回の報道は日本国民全体にとって大変喜ばしい出来事ですね。

今後は国枝さんがどのような挑戦をしていくのか、とても楽しみです。

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