いよいよ最終章に突入した『VIVANT』の第9話の考察とネタバレをしていきます。
テントに囚われるという形でテントのアジト潜入した乃木は、牢獄の中で父と対面しました。
ノコルに尋問される中「最後に家族と会ったのは?」という質問に答えた乃木の言葉で、ベキは乃木が憂介だと思いますが、DNA鑑定をし血の繋がった息子であることが証明されました。
養護施設で乃木が手に持った物の重さを当てられる事を知ったベキは、乃木が黒須を守ったことに気付いたと思います。
別班として潜入した乃木を、ベキはどうするのでしょうか?
第9話がどのような展開になるのか考察するとともに、放送終了後にネタバレしていきます。
VIVANT・第9話のあらすじ
⋱# 第話予告動画⚫️⋰
第8話ご覧いただき
ありがとうございました。父が認めるのは血か、縁か_
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⚠第話 よる時分~ pic.twitter.com/rVfmlZ1ClC— 日曜劇場『VIVANT』今日よる9時第8話! (@TBS_VIVANT) September 3, 2023
上記は第9話の予告動画、そして下記は番組公式ページの予告です。
テントは、テロや犯罪行為を他から請け負うことで収益を得て、その金でバルカ国内の孤児たちを救っていたことが判明。
そんな中、ベキ(役所広司)はノコル(二宮和也)に、ノコルが運営する会社で乃木(堺雅人)を働かせるようにと指示を出す。
果たしてベキの真意は…。
ベキのもと、協力体制を敷くことになった“宿命の兄弟”!
そして乃木が知ることとなる、父・ベキの過去と、テント誕生の秘密とは!?
これらを要約すると
- ノゴーン・ベキの壮絶な過去が明らかになる
- テントの誕生した秘密がわかる
- テントの真の目的がわかる
- 乃木が別班としてテントに侵入したとベキが刀を抜く
これらをもとに考察していきます。
VIVANT・第9話の考察
ノゴーン・ベキやテントのことがわかる第9話は、重要な回になりそうです。
ノゴーン・ベキの壮絶な過去とは?
憂介を連れ去られ、妻を失った乃木卓。
絶望して「憂介」と言いながら独り大地を歩いている映像が映し出されます。
その後、何かが燃えている映像が、、。
乃木の話を聞いた後、バトラカが「ベキを救出した後」と言っています。
何がどうして燃えたのかはわかりませんが、火の中にいたベキをバトラカが救出したようです。
公安にも見捨てられ、もう生きていてもしょうがないと思って自分で火を放ったのか?
バトカラに救われたことが、何かしらの転機になったのだと思います。
考察の答え合わせ→バトカラに救われたことがキッカケにはなっていましたね。
テントが誕生した秘密とは?
偶然か運命の悪戯かと言って映し出される家紋と刀。
絶望の最中、この家紋と刀を知っている人間に助けられたのでしょうか?
以前、番宣か何かで「一本の刀がキーになる」と言っているのを聞きました。
それが、バトラカ(下の写真の人)だったのでは?
林さんの名前がまだ出てないから、死んだ事になってる野崎の後輩かな?と思った。
林さんだし怪しい丸眼鏡だしw、年齢的にも合う?
ノゴーンと同じように日本(公安)に裏切られた→死んだ事にしてる?
#VIVANT
#VIVANTep7
#VIVANT考察 https://t.co/6vrxJZ0nsq pic.twitter.com/kkrbhhwOAt— ゅみぞぅ (@yumiminoboringo) August 27, 2023
この出会いがテントを作るきっかけになったのではないでしょうか。
バトラカはベキを救出した後、息子さんが日本に戻っているのではないかというので日本に問い合わせて調査したと言っています。
ノコル以外にベキが一番信頼している人物ように見えます。
この2人が出会ったことが、テントが誕生したきっかけになってるのではないかと思います。
考察の答え合わせ→
バトカラは家紋のことはベキの刀を見て知りました。
ベキは多くのバルカの記事を救うためにテントを作りました。
テントの真の目的とは?
テントはあるエリアに広大な土地を買っていました。
子供たちが安心して暮らせる場所を作るために、土地を買うのかなと思っていたらこんなツイートを発見。
【テントの目的】争いも格差もない新たな国を作ること。恐らく内乱に巻き込まれ死亡した妻の明美が最期に話した「夢」が”豊作物に囲まれ緑豊かな争いのない国を作ってほしい”だったのでは。妻の夢を叶えるために犯罪歴のないノコルの会社の利益として土地を買い、ノコルがその国の君主となる。#VIVANT pic.twitter.com/i4N8E7PvKO
— uri (@anabansawa) September 3, 2023
テントの目的=
子供たちが平穏に暮らせる独立国家を作ること何があってもノコルに犯罪歴をつけさせるな
というのは、ムルーデルの社長であるノコルを国家の党首に祭り上げるため。ムルーデルは、夢。
子供たちに優しい国を作ることが、ベキの夢なのか。#VIVANT #VIVANTep8 #VIVANT考察 pic.twitter.com/mAC21kGo4S— うーさん@農家 (@oAiBYtorPVUDFW7) September 3, 2023
実の子を失ったベキは、孤児たちを放ってはおけず養護施設を作りました。
裏切り者に対しては恐ろしい人間になりますが、子供達と会った時のベキやノコルの笑顔は本当に優しい表情をしていたので、平和な国を作ろうとしているのかもしれませんね。
ノコルの会社の名前・ムーデルが夢っていう意味なのも、関係ありそうです。
でも、テロによって多くの子供達の命を奪っていることを考えると、それに関しては個人的には賛同できませんが、、。
考察の答え合わせ→
土地を買っていたのは、純度99%のフローライトを手に入れるためでした。
ベキやノコルは、フローライトを採掘して世界中の企業に売れば、貧しい人にお金が行くようにしたいと考えていました。
ベキは乃木をどうするのか?
予告動画では、ベキが乃木に「別班としてここに潜入した、絶対に許さない」と刀を鞘から取り出します。
ノコルも「お前を殺す」と言っています。
乃木が死んだら話は終わってしまうので、ベキが乃木を殺さないのはず。
そこで乃木が放った言葉が、ベキを止めたのではないかと思います。
予行動画では、刀を抜いた父に『私は、、、』と何かしら言おうとしています。
この時点で、別班としてテントに潜入したことは、すでにベキにバレているので、乃木は
『私は日本にテロを仕掛けるのを止めさせることでお父さんを守りたかった』
というようなことを言うのではないかと思います。
今回バラカに来る前に、乃木はFに家族を守りたいと言っていました。
その気持ちは、乃木の中にあると思います。
考察の答え合わせ→
ベキに「お前は別班としてここにきた、そうだな?」と聞かれた乃木は「ベイビの任務としてここにきました」と答えました。
ベキは刀を抜きましたが、どうするのでしょうか?
VIVANT第9話のネタバレ
考察では、全く思いつかなかったフローライト。
テントが土地を買い占めた理由
テントが買い占めていた土地は、99%の純度のフローライトが眠っている土地でした。
以前、施設の子供が大地の亀裂の間に落ちてしまいました。
助けに下に降りたノコルがそこで見つけたのが、フローライトでした。
それから、テントはフローライトがある土地を買い集めていきました。
ベキはフォローライトを世界中の企業に売れば、常にお金が入り貧しい人たちにお金が入るようになると言います。
あと1箇所土地をを買えば、採掘を始めることができるというところまで来ていました。
その土地はKudanから近く、電気も水道も通いフローライト運搬のベースとなる貴重な土地。
政府や他に企業に気づかれてしまう前に土地と手に入れようと、購入を急いでいました。
乃木がテントに提案
土地の価格は日本円で42億円、テントはあと1000万ドルが必要でした。
テントは石炭処理工場の爆破の仕事受けるつもりでした。
しかし、24時間フル稼働でいつ爆破しても犠牲者が出てしまうことを躊躇していました。
テントは、これまでテロを引き受けてきましたが、極力犠牲者を出さないようにしてきました。
その話を聞いた乃木は、テントが1000万ドルを作るために、株の信用取引を提案します。
乃木は別班の資金担当の黒須に成り代わり、黒須のスマホを使って30億の株の信用取引を依頼。
不正をしていた大鳥製薬の株を買い、その後不正ををリークし株価を下げる作戦です。
最初は途中で止まってしまいましたが、午後になると乃木の読み通り株価が下がりました。
ベキが公安としてバルカに来た理由
乃木がテントのことを教えてほしいとベキに頼みました。
ベキが生まれ育った島根の家は、たたら製鉄の御三家のひとつでした。
家業は長男が継ぎ、ベキは警察官になり公安としてバルカに送られました。
当時バルカでは内戦が起こり、日本への資源の供給が止まる止まる可能性があったため、内部調査をするために、農業使節団としてバルカに妻と二人で来たベキ。
井戸を掘り当て、水路を作って2年が過ぎた時には、農作物が一面に広かるまでになり、住民から「ありがとう、ノゴーン・ベキ」と言われるようになりました。
ノゴーン・ベキとは、緑の魔術師という意味でした。
その頃、憂介が生まれました。
憂介が3歳の頃情勢が悪化
ベキは、イスラム武装組織の勝地鵜が活発になったと聞き、密かにスパイ活動としていましたが、それを知るのが遅く、武装化した組織が各地の村を支配するようになっていました。
ベキ達が住んでいたノバク村にも、武装集団が襲ってきます。
明美は憂介と隠れて何とか助かり、ベキが公安に連絡をしてヘリが迎えに来ることになりました。
薬草の場所にヘリが近づいてきましたが、3人を助けることなく去っていってしまします。
ベキが後で聞いた話では、司令官が戻るように指示した、結局ベキは公安から見捨てられたのです。
3人は武装集団にどこかに連れて行かれ、憂介一人がトラックに乗せられどこかに連れ去られ、それを追った明美はピストルで撃たれてしまい、ベキと牢屋に入れられ、そのまま亡くなってしまいました。
バトラカがベキを救出
日本から送られたスパイではないかと、毎日のように拷問にあっていたベキ。
武装集団の男から「乃木卓という人間はいなかった。お前は見捨てられたんだ」と言われたベキが大声で叫ぶと、男はピストルでベキを撃ち、若い男に「埋めておけ」と言って出ていきます。
この若い男こそ「バトラカ」でした。
武装集団に雇われて雑用をしていたバトラカは、あまりにも可愛そうなベキを救いたいと思い、奇跡的にベキは撃たれた弾は致命傷には至っていなかった。
食事を恵んでもらい治療してもらって、ベキは生き延びたと言います。
憂介を探し歩くベキ
明美との約束を守るため、何年もありとあらゆる場所を探ししたベキ。
探し始めて4年、タヒラガタ市役所というところで、日本人の男の子を知っているという女性に出会いました。
彼女の話では、その男の子は年齢や出身地も憂介と合致していました。
その子はどこにいるかと聞くと、1ヶ月に亡くなったと聞かされたベキは、ショックで動けなくなってしまします。
市役所から連絡を受けたバトラカがベキを迎えに来て、家に連れて帰りました。
しかし、ベキは何も食べず外で空っをぼーっと見上げているだけ。
そんな時、子供がベキに銃を向けてきて、ベキがパンを差し出すとその子はそれを待って去っていきましたが、倒れてしまいます。
「弟を助けてあげて、何か食べさせてあげて」と少年が「ノコル」と言って指を差した方に行ってみると、赤ちゃんが置かれていました。
ノコルを抱き抱えて少年のところに戻ると少年はすでに亡くなっていました。
これが、ノコルがベキの子供になった瞬間でした。
バトラカの住む地域を守るベキ
バトラカの住む地域が武装集団に襲われた時、ベキは自分が日本の公安だったことを話し、銃で武装集団をやっつけます。
この地域を武装集団から守るため、住民に鉄砲の打ち方を教え自分たちを守る術を身に付けさせます。
大人だけでなく子供達にも。
その中でもピヨは銃の使い方が上手く、護衛の一員になります。
近くの村から護衛をしてほしいと依頼が来るようになり、ある時護衛に行った村でベキたちの車に乗ってパンを食べている少年に会います。
その少年は両親を殺され、食べるものない状況で、ベキは自分たちと一緒に暮らそうと言ってその少年を連れ帰りました。
その少年は、アディエル、爆発で亡くなってしまったジャミーンの父です。
アディエルの家は乃木が生まれた家
乃木が、アディエルとジャーミーンに砂漠で倒れているところを助けてもらったこと、ジャミーンは日本で手術を受けて元気になり、日本で暮らしていることをベキに伝えます。
ベキとノコルは、ジャミーンの無事を知ってすごく嬉しそうでした。
アディエルが大人になるまで、ノコルと兄弟の養子育てたと言うベキ。
その後アディエルは結婚して、テントに参加せず、ベキが住んでいた家をもらいそこで生活をしていました。
そう、乃木が看病してもらった家は、乃木が生まれた家でした。
テントの原形
アディエルと同じような孤児がたくさんいるのを見て、金を稼いで孤児院を作ると決めたベキ。
子供の未来を守るのが自分の使命だと感じたと言います。
それで、テントを作ったのでした。
テントは家族や大切な人が集まる場所という意味合いを込めて名付けられました。
最初に作ったテントは100人くらいの孤児しかいませんでしたが、だんだん増えていき、その子達を食べさせるために頑張っていたら、いつの間にか大きくなっていた。
ピヨとバトルカは、ベキから軍事作戦の立案を教わり、ピヨは軍事の統率者、バトルカは軍事会社を設立軍事会社を設立し、今のテントの原型が出来ました。
家紋を現場に残した理由
大きな仕事になると、依頼主は自分たちのことを知られるのを恐れて、各国の警察機関にマークされるように証拠や声明を残すよう依頼してきた。
ベキは、生命は無理だが証拠を残すことは可能だと言い、バトルカが乃木家の家紋を使うことを提案。
最初は反対したべきですが、周りに説得されてこれを使うようになりました。
ノコルの疑問
テントは日本でテロや事件を一度も起こしていないのに、日本がテントを追っているのは何故だ?と乃木に聞いたノコル。
世界中の諜報機関の間でテントの最後の標的は日本だと噂が流れていること、山本もアリもそう証言していることを伝えます。
乃木は「お父さん、日本を狙っているのですか?」と聞くと「公安を恨んだこともあったが、ノコルに会って孤児達を助けるために生きると誓ってからはそんなことは忘れてしまった」と答えるベキ。
この役所さんは絶対嘘ついてる演技な気がする
ベキがこんな風に笑うのは不自然#VIVANT #VIVANT考察 #VIVANTep9 pic.twitter.com/hd7T5nrAgH
— うーさん@農家 (@oAiBYtorPVUDFW7) September 10, 2023
日本を狙ったテロの話もあったが全てベキが断っってきました。
国土交通大臣からの呼び出し
国土交通省に行くと、ノコルの親友ゴビが先に来ていました。
ノコルはゴビと共同でフローライトの発掘計画を進めていました。
国土交通省は、やはりノコルたちがフローライトのある土地を買っていることを知っていました。
国は採掘権を与えるつもりはないと言いますが、ゴビは前職大臣と合意書を交わしていると書類を見せます。
それが本物だったため、大臣達は部屋を出ていきました。
国土交通省が知ったのは乃木のせいではないかと疑うゴビ。
フローライトに関しては完全にこの人が怪しいんだよなあ
#VIVANT #VIVANT考察 #VIVANTep9 pic.twitter.com/ZvAHLaLtnI
— うーさん@農家 (@oAiBYtorPVUDFW7) September 10, 2023
裏切り者を探すノコル
日本のかモニターから送られてきた、死んだはずのベイビの4人が病院に入院している映像が映っていました。
それを見たノコルは乃木を縛り上げ、その映像を見せます。
そこに連れて来られて同じように縛り上げられた黒須は、その映像を見て驚きを隠せません。
裏切っていたと思っていた乃木が裏切っていなかったということをここで知ったのですから。
ノコルはお前ほどの腕を持つ人間が急所を外すはずはない、わざと外したんだろうと言います。
仲間を裏切った様に見せかけ、ベキの息子であることを利用してテントに潜入したんだろ?と詰め寄ります。
ベキが部屋に入ってきて乃木に聞きます。
「お前は別班としてここにきた、そうだろ?」と聞かれた乃木は「別班の任務でここに来た」と答えると、ベキが刀を抜きます 。
乃木さんが「別班の任務で来た」と言えば、フローライトの情報を政府に流して情勢を不安定にするのは別班の任務に反するし、むしろフローライトの存在は隠蔽したいくらいなので、犯人は乃木さんではない、ノコルだ、となる。#VIVANT pic.twitter.com/M9aPNvqbos
— お侍さん (@ZanEngineer) September 10, 2023
乃木の運命は?!
VIVANT第9話の考察とネタバレ・まとめ
ノゴーン・ベキは、乃木をどうするのでしょうか?
別班として潜入した乃木をこのまま置いておくことはしないような気がします。
そして、テントの真の目的は何なのか、その目的に買った土地をどう使うつもりなのか、第9話で明らかになると思います。
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