【ラストマン】心太郎の実父が冤罪になった真相は?最終話の考察&予想

ラストマン

ラストマン第5話で、皆実(福山雅治)が自分の両親がなくった強盗殺人事件に関しての資料が見たいと、心太朗(大泉洋)の義兄で警察庁次長・警視監の護道京吾(上川隆也)にお願いしました。

いよいよ41年前の事件の核心に触れていく展開になるようです。

現在の状況から、心太郎の実父が冤罪であるという可能性、真犯人が別にいるという可能性があると思われます。

皆実の両親を殺したのは、皆実のバディである心太郎の実父ですが、心太郎は自分の父親が殺したのが皆実の両親だという事実はまだ知りません。

皆実は真実が知りたいにと同時に、本当に心太郎の父親が犯人なのか疑問を感じている様です。

  • 果たして心太郎の実父が冤罪なのか?
  • 冤罪だとすれば、真犯人は誰なのか?

考察&予想していきたいと思います。

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【ラストマン】皆実と心太郎の人物像や生い立ちと41年前の事件の概要

上記がラストマンの相関図で、大体の人間関係がわかります。

まずは皆実と心太郎がどんな人物でどんな生い立ちなのかをおさらい。

皆実広見

  • FBI特別捜査官ですが、交換留学生として来日中
  • 事件を必ず終わらせる最後の切り札という意味で、FBIでは“ラストマン”と呼ばれていた
  • 日本の警視庁でもその能力を発揮している
  • 人たらしで、いつの間にか周りから信頼され一目置かれる存在に
  • 41年前の事件で視力をを失い全盲に、両親もその事件で亡くなる
  • その後、アメリカに住む両親に引き取られアメリカで育つ
  • 今回日本に来た目的の一つは41年前の事件の真実を知ること
  • 皆実は心太郎の父が犯人だと知っているが、違和感を持っている

 

護道心太郎

  • 警察庁長官官房人事課人材交流企画室室長
  • 皆実のお守り役を命じられたが、いつの間にか息の合うバディになった
  • 代々、警察庁長官を務め上げてきた由緒正しい護道家の養子として引き取られた
  • 実父は皆実の両親が亡くなった事件の犯人ですが、その過去を忘れたいと思っている
  • 心太郎は実父が殺したのが皆実の両親だとまだ知らない

 

41年前の事件の概要

  • 渋谷区で起こった強盗殺人事件
  • 皆実の両親が殺され、家が放火された
  • この事件で皆実が全盲になってしまった
  • 犯人として捕まったのは、心太郎の実父
  • 父は容疑を否認していたが、ある日突然残面自供した

これらが、現時点でわかっているこの放火殺人事件の概要です。

 

【ラストマン】心太郎の実父は冤罪なのか?

第5話で皆実が京吾に両親の事件に関する資料をお願いした時に言った言葉がこれ。

41年前、渋谷区で強盗殺人事件がありました。
2人が殺害され、家が放火されるという、大変惨たらしい事件でした。
私のかすかな記憶では、逮捕された男は、ずっと犯行を否定していたのに、ある日突然、全面自供に切り替わった。
彼の心変わりに、何があったのか。
なぜ私の両親が、殺されなければならなかったのか。
私は、それをこの“目”で、確かめたいのです。

この言葉を聞く限り、皆実は犯人が突然全面自供した事に疑問を持っているということです。

そして自分の両親がなぜ殺されなければいけなかったのか知りたいというのが、皆実が最も知りたいことだと思います。

そこで、これまでの話の中での疑問点をまとめつつ、冤罪かどうか検証していきたいと思います。

犯人はなぜ放火殺人をしなくてはいけなかったのか?

強盗殺人なので、全く面識がなくとも金目の物欲しさに裕福な家庭に強盗に入るということはありうる話です。

しかし、なぜ放火?

皆実は「2人が殺害され、家が放火された」と言っています。

手袋をして家に入り、家主を殺して金品を奪うだけなら放火する必要があるでしょうか?

犯人が自分が犯人だという痕跡を残さなければ、放火する必要はないはず。

  • 犯人が何かを落としたことに後で気が付き、放火して証拠を消した
  • 犯人にとって都合の悪いものが皆実家にあった

なとが考えられます。

心太郎の実父はなぜ突然罪を認めたのか?

犯人である心太郎の実父は当初断固として罪を認めなかったのに、なぜ突然罪を認めたのでしょうか?

よくある話としては

  • 毎日拷問のような取り調べを受け、やっていないのにやったといえばこの拷問のような毎日から逃れられると思い、認めてしまう
  • 自供すれば家族は守られるなどの取引条件を出され、家族のことを想い仕方なく犯人になりすます

こんなところが想像できますが、現状ではまだその理由は明らかになっていません。

勘のいい皆実が違和感を感じているということは、何かしらあったと考えられます。

警察のエリートがなぜ殺人犯の子供を養子に?

一番不可解なのは、警察のエリートが殺人犯の子供を養子に迎えたことです。

殺人犯のDNA持つ子供を、由緒ある警察官の家系に入れることなどあるのでしょうか?

警察の人々や一般市民は、何か違和感を感じないのでしょうか?

それとも逆に、父親が逮捕されて一人ぼっちのなってしまった子供を引き取るなんて素晴らしいと賞賛されたのでしょうか?

違和感しか感じられないのは私だけ?

きっと、何か理由があるはず。

護道清二と京吾はなぜ皆実の動きを監視するのか?

京吾は心太郎に皆実の動きを報告するように指示していましたが、皆実に近づきすぎたと言う理由で泉(永瀬廉)に皆実の動きを報告するように指示しました。

第1話で、京吾は父・護道清二(寺尾聰)に「皆実は41年前の事件を調べるために日本に来たのかもしれない」と話していました。

41年前の事件を掘り返されると困ることが、護道家にあるということになります。

でなければ、皆実の行動を監視する必要などないわけですから。

結論:心太郎の実父は冤罪の可能性が高い

護道家の警戒心の強さを見る限り、何かしら世の中に知られてはならない秘密があるに違いありません。

それは41年前の事件にかかわる何か。

そして、心太郎の実父の冤罪の可能性も高いのではないかと思います。

 

ここまでは第7話までをまとめたものです。

第8話で、皆実は心太郎の実父・鎌田は冤罪である可能性が高いと思っていること、41年前の真実を知るために、心太郎の助けが必要だと言いました。

【ラストマン】第9話までで分かったこと

第9話では、皆実、心太郎に、吾妻と泉も加わり、41年前の事件に関して色々な事実が判明しました。

皆実家の火災を発見したのは、元捜査一課長の山藤

当時交番勤務だった山藤(金田明夫)が、皆実家の火災を発見し、玄関に倒れていた皆実と真太郎の実父・蒲田(津田健次郎)を救出、皆実の両親はすでに亡くなっており、火の手が迫ってきていたためその場に残し脱出した。

後日、御殿場から上京した山藤と一杯やった、心太郎、皆実、佐久良。

あの調書に書かれていることは事実かと山藤に聞く、皆実と心太郎。

山藤は「事実だ」と言いましたが、3人とも何か隠していると感じた。

 

心太郎が尊敬していた山藤は、実は悪い奴だったことが判明。

皆実の父親と一緒に地上げをしていた池上を殺す指示をした、そして泉を尾行し階段を転げ落ちた時にナイフで刺してしまう

心太郎に追われ、顔がバレると自ら飛び降り自殺を図った。

皆実の父親の会社は不動産開発会社だが実際は地上げ屋

皆実の記憶では、父親は不動産業を営んでおり裕福な暮らしをさせてもらっていた。

いろいろ調べていくと、皆実の父親は土地取引に関する事件に関わっていたが、いずれも不起訴処分になっていた。

これらのことから、父親の会社は地上げ屋のようなものだったと理解した皆実。

皆実の父親は、池上とともに地上げをしていた。

皆実の父親と弓塚は利害関係にあった

皆実の父親が関わっていた土地取引の事件の多くは、政治界の重鎮・弓塚(石橋蓮司)が関係しているものが多く、ほとんどが不起訴処分になっていた。

これらの事件は弓塚に頼んで揉み消してもらっていたようだ。

土地開発のために、地上げをし土地を手放させることで富を手に入れた皆実の父と、計画通りにプロジェクトを進められる弓塚はwinwinの関係だったということですね。

そして、弓塚は泉の母の父親、つまり祖父でした。

警察の人間として一緒に捜査している3人の親族が全て関わっているという事件だということです。

鎌田と皆実の母は同じ料亭で働いていた

この事実が分かったことで、鎌田が皆実の両親と面識はないとの供述は嘘であり、この事件に関する調書は事実ではないと証明された。

 

【ラストマン】皆実の両親が殺された理由

ずっと疑問に思っていたことは、

なぜ放火しなければいけなかったのか?

ということです。

強盗殺人ならば、高価な金品を盗み、自分の顔を見たものを殺して逃走すれば良いわけで、わざわざ放火する必要はないと思います。

なので、強盗目的ではなくそこにあった何かを消したかったのではないかとずっと思っていました。

 

そして第9話で、皆実と心太郎が弓塚にぶつけたこの事件の仮説。

皆実の父親が持っていた土地取引における不正資料を消去することが目的で、池上を使い皆実の両親を殺し放火した。

こちらは弓塚ではなく、護道清二が本当の黒幕でした。

そして蒲田は悪い業者からお金を借りていて池上に脅され、この事件の濡れ衣を着せられた。

きっとこの仮説はほぼ合っており、この事件の真相だと思われます。

もしかしたら、皆実の父親は不正資料をネタに弓塚を脅迫して殺された可能性もありますね。

皆実の母・節子を殺したのは皆実誠、誠は弓塚ではなく清二を脅し、清二が誠を殺害し、不正の証拠を消すために放火した。

 

【ラストマン】真犯人と悪事を働いた人物たち

第9話で黒幕は判明しましたが、どうやって弓塚にたどり着くかが、最大の難関となります。

まずは、黒幕とその協力者で悪事を働いた人物たちをまとめていきます。

全ての黒幕は弓塚

弓塚が公共事業を進めるために、様々な悪事を周りの人間にさせてきたのは間違いなさそうです。

自分は手を汚さず、皆実の父親山藤池上などを使って思うようにことを進めてきた。

黒幕は、護道清二でした。

護道清二は警察トップになるため弓塚の言いなりになった?

当時、この事件の指揮官を務めていた清二は、警察でトップになりたいという願望が勝、政財界で力を持つ弓塚の圧力に従ったのだと思います。

だから、今回の池上殺害事件も京吾に「あれは事件ではなく、事故だった」と伝えたのでしょう。

弓塚の仕業と思わせるように、護道清二が発した言葉でした。

護道清二が山藤に蒲田を犯人にでっち上げるよう命令?

多分41年前、清二は事件を発見した山藤に鎌田を犯人に仕立て上げるように命令したのだと思います。

清二に逆らえなかった山藤はその命令に従うしかなかった。

本来は心太郎が思っていたような正義の人間だったが、それをきっかけに悪の道に進んでしまったのではないでしょうか。

護道清二が警察での昇進を確約することで、山藤に嘘の証言をさせました。

【ラストマン】最終回に向けて残る疑問と考察

黒幕や悪事を働いた人物は大体明確になってきましたが、まだ、疑問に思うことが何点かあります。

疑問1、鎌田と皆実の母の関係

皆実の母親・節子と同じ職場で働いていたのに、鎌田は面識がないと供述したと調書には書いてありました。

本当に蒲鎌田がそれを隠したのか、調書に捏造されて書かれたのかは、わかりません。

ただの同僚だったかもしれませんし、恋人関係にあったかもしれません。

心太郎は実の母親は自分が生まれてすぐ亡くなったと聞かされていたが、もしかすると皆実の母が母親かもしれないという可能性もありそうです。

そうなると、皆実と心太郎兄弟?もしくは皆実は両親の本当の子供ではない?など、更なる疑問が膨らみます。

皆実と心太郎は兄弟でした。

父親が違うと思っていましたが、2人とも鎌田の子供、正真正銘の兄弟でした。

疑問2、蒲田が急に罪を認めた理由

ずっと罪を否認していた鎌田が、1週間後急に罪を認めた理由は一体何だったのか、疑問が残ります。

優しい父だった鎌田なので、何か条件を出されてそれを飲むとするなら心太郎のこと以外に無さそうです。

心太郎が事故に見せかけて殺されるのがいいか、警察官の家庭に養子として入って育てられるのがいいか(警察内でそんな脅迫普通はあってはなりませんが)と究極の選択を迫られたとか?

心太郎の命くらいしか、鎌田が屈する理由が考えられません。

実際にどんな取引がされたのか?

やはり、2人の息子を思って自分が罪を被ったのですね。

しかし、清二のいかにも善意のような話ぶりには、怒りを感じました。

疑問3、心太郎を護道家の養子に迎えた理由

冒頭にもこの疑問を述べましたが、相変わらず謎のままです。

鎌田が急に罪を認めたことに関係してきますが、鎌田に今回罪を被ってくれたら、心太郎は警察官の家の子供として、十分な教育と環境で育てることを約束すると清二が言ったくらいしか、考えられません。

清二の汚い部分が第9話で垣間見えたので、こういうこともしたのかもしれません。

これはほぼ当たっていました。

心太郎のことを本当の息子のように育て、愛していたと言っても、清二の下ことは許されることではありません。

殺人に加え、一つの家庭を壊したことに変わりないのですから。

どうやって弓塚に辿り着くか?

弓塚のために動いていた、池上とや山藤はすでに亡くなってしまった。

真実を知る人間は護道清二しか残っていないということになります。

しかし、自分の身を守るために清二が本当のことを皆実や心太郎に語るとは思えません。

どうやって、この事件を弓塚が指示したことを証明するのか?

どこかに、それを証明できるもの、もしくはその事実を知る人が見つけられなければ、弓塚を捕まえることはできません。

最終話で、当時弓塚の秘書をしていた人物が登場して真実を語るとか?、当時、地上げで土地を奪われた人物が、何か証拠になるものを持っていたとか?怒るのかもしれません。

皆実と周りの人々の協力で、皆実誠、鎌田、護道清二のことを徹底的に調べ上げ、真実に辿り着くことができました。

素晴らしいチームワーク!

【ラストマン】最終話で全てが明らかに!

清二は弓塚の悪事を揉み消しただけなかと思いきや、皆実誠を殺害し放火した真犯人でした。

そして、兄弟だということが判明した皆実と心太郎。

心太郎のアメリカ息が決まり、また1週間後にアメリカで再会するということ、皆実の世話役だった難波(王林)が、心太郎の審査をしていたという事実も驚きでした。

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